17/11/2017
英語の試験を簡便に行う新テストが世界で人気を集めています。Cambridge Assessment English(ケンブリッジ大学英語検定機構)が提供するLinguaskill(以下、リンガスキル)は、オンデマンド試験のため試験日を受検団体の要望によって設定できることから、官公庁、企業、大学などにとって実施が容易な試験です。すでにメキシコ、ポーランド、ロシア、サウジアラビア、オマーン、スイス、タイ、アラブ首長国連邦の国家機関のさまざまな部門で、また、世界的な高等教育機関グループのLaureateなどに活用されています。
リンガスキルは活用頂いている機関に対し、学生の英語力を迅速かつ正確に測定するサービスを提供します。
精巧なコンピューター採点技術を活用し12時間以内に受検者に個人成績レポートを提供するオンラインのマルチレベル・テストです。
個人別やグループ別に出力される成績レポートは、採用や研修、コース修了時の承認を決定する際に使用されます。
リンガスキルを活用することで、英語力チェックを必要とする機関にとっては時間を短縮し管理上の負担を軽減できるので、受検者を最小限の時間で次の段階に移行できるよう支援します。
同テストを開発したケンブリッジの専門家は「リンガスキルの利便性こそが成功のカギ」と言っています。
ケンブリッジ大学英語検定機構のGlobal Product ManagerのMainda Kiwelu氏は次のように述べています。
「ケンブリッジ英語検定のB2 FirstやC1 Advancedなどの資格は、学習者がそれまで達成した業績を示す重要な証拠を提供し、特定の言語レベルで学習した取り組みを実証します。一方、リンガスキルは、異なるレベルの受検者が混在している可能性のあるグループの場合、現時点での英語熟達レベルを迅速にチェックすることができます。 例えば、入学時に各スキルをチェックし、在学中スキルがどのように向上して行っているかを見たり、卒業時の到達レベルを知ることができます。」
なお、雇用する側にとってリンガスキルは、採用にあたって候補者の英語レベルをチェックしたり、提供した従業員の語学研修プログラムへの費用対効果の測定に理想的です。
リンガスキルは11月現在、ライティング、リーディング、リスニングを測るテストで、国際基準CEFRレベルのA1からC1が測定範囲です。
詳しくはこちら(英文)をどうぞ