08/10/2020
経済協力開発機構(OECD)は、2025年に始まる、教育システムの国際PISA調査のオプション調査として、外国語スキルが評価されることを発表しました。
世界中の学校を対象に英語レベルの比較をともなう調査となります。テストは、OECDとのパートナーシップの下、ケンブリッジ大学の非営利部門であるケンブリッジ大学英語検定機構が開発にあたります。なお、将来は他の言語の調査が含まれる可能性があります。
PISA-生徒の学習到達度調査プログラムは、3年ごとに実施される世界規模の調査であり、15歳の生徒の主要な科目は現在、数学的リテラシー、科学的リテラシー、読解力の分野について調査しています。PISAは、各国が教育政策と成果を改善するのに役立つデータを提供するように設計されており、OECDは外国語の評価をPISAに追加することにより、各国が進捗状況を観察し、外国語教育と学習のベストプラクティスを特定できるようにすることを目指しています。
ランダムに選択された学校から約60万人の生徒が各PISA調査に参加し、教育成果の世界最大かつ最も客観的比較になります。外国語調査は、世界中の言語教育と学習の有効性に関する前例のない洞察を提供することでしょう。
ケンブリッジ大学英語検定機構の教育変革・インパクト担当ディレクターであるDr ハナン・カリファは次のように説明しています。
「世界中で言語学習を比較する試みは数多くありますが、国および地域レベルでの教育政策の立案に役立つ、学校での言語教育に適切に体系的なアプローチを提供しているものはありません。ケンブリッジ大学の一部門として、私たちは『最高の国際レベルの卓越性で教育、学習、研究の追求を通じて社会に貢献する』という使命を共有し、言語評価スペシャリストとして専門性の高い意見を提供することでOECDをサポートできること、そして、何千万人もの学習者の言語スキルを何年にもわたって世界中で評価してきた私たちが開発した技術と経験を共有させていただけることを嬉しく思います。」
OECD 教育・スキル局長であるアンドレアス・シュライヒャー氏は次のように述べています。
「今日の世界では、複数の言語でコミュニケーションできることが重要です。他の言語を学ぶことは、グローバルな協力と異文化理解を促進し、新しく革新的な考え方と働き方を発見するための強力なツールです。政府は外国語教育にますます重点を置いており、この新しいPISA調査は、(政府が)どのような進捗を遂げ、そしてその政策と実践が最先端の教育システムのものとどのように比較されるかを確認するのに役立ちます。」
OECDウェブサイト
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