30/09/2024
日本の高校教師とその生徒たちは先ごろ文化研修で英国を訪れた際、Cambridge University Press & Assessmentの専門家から称賛されました。 この学校は5年前からCambridgeの学習と評価を活用しており、記録的な成果を上げています。
高槻中学校・高槻高等学校は、英語力の向上と指導方法の改善を目的とした幅広いプログラムの一環として、2019年3月からCambridgeの学習と評価の導入を開始しました。生徒たちはCambridgeのコースブックUncoverとUnlockを使用し、ケンブリッジ英語検定を受けるための準備を整えています。これと並行して、Cambridgeは継続的な教師育成プログラムを提供し、教師がコミュニカティブな教授法を実践できるようサポートしています。
このプログラムには、対面式トレーニング、オンライン・チュートリアル、ワークショップ、授業計画へのフィードバック、授業観察などがバランスよく組み込まれており、教師はコースブックを効果的に使用し、授業実践を向上させるのに必要なスキルを習得できるようになっています。
鈴木優子先生(写真中央)は英語教師歴30年で、このプロジェクトに関わっている教師の一人です。Cambridgeを訪問した際、彼女はこのプログラムが大成功を収めており、昨年10月のケンブリッジ英語検定B1 Preliminaryの試験では、同校が記録的な成果を上げていると話しました。
「Cambridgeの学習と評価を導入して以来、私たちの授業の焦点は、生徒中心のアプローチと、実際の世界で人々がどのように英語を使っているかに移っています」と鈴木先生はお話しされ、「Cambridgeの教材は試験対策に使っていますが、内容がとてもオーセンティックなので、生徒の学習にも役立っています。最も重要なことは、教室でできるだけ英語を使う機会を生徒に与えることだと思います。これには語彙、文法、その他実社会で必要とされる重要なスキルが含まれます。Cambridgeはこれを簡単にしてくれました!」と続けました。
Cambridge University Press & Assessmentへの訪問中、鈴木先生と生徒たちはCambridgeの学習体験がもたらすポジティブな影響や、Cambridgeの歴史について学びました。
Cambridge のSimon Wrightは、「優子と彼女の生徒たちをCambridgeに迎えることができて光栄です。Cambridgeでは、学習と評価を組み合わせることの力を信じています。高槻中学校・高槻高等学校は、コースと評価を組み合わせることで、実社会で具体的な結果が得られるという輝かしい例です。彼らの今後の活躍を祈っています」と述べました。
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