教師としての能力開発
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研修活動の参考とするために、自らの指導実践を振り返る。
受講者とトレーナーの役割・責任についての基本を理解している。
教員研修の領域について意識するようになっている。
研修で利用できるサポート(例:同僚、参考文献やジャーナル、インターネットサイト、会議)について意識するようになっている。
トレーナーとしての専門能力開発のための選択肢と方法を意識するようになっている。
教員研修分野の進化(例: テクノロジー、新しい研究、新興の教育手法)に対応していくことの必要性をある程度認識している。
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定期的に自身や他の教員の授業や研修に対して疑問を持ち、振り返る。
受講者とトレーナーの役割と責任について、明確に理解している。
教員研修分野で、さまざまな領域の知識を積極的に深めている。
自分の実践に役立つサポートやリソースを効果的に活用している。
自身のトレーナーとして能力開発の選択肢について、意識的かつ十分な情報に基づいた決定を下すことができる。
自身の指導・研修の状況と直接関連する分野において、開発すべき領域を認識している。また、これらの領域の発展の最新情報を得るための戦略を立てることできる。
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継続的な改善サイクルの基礎として実験的な実践 (内省、質問、行動を行うことができる。
受講者とトレーナーの役割・責任について、十分な理解と感性を発揮することができる。
具体的な関心や強みを持つ領域を特定し、それに基づいて、研修分野での自分の立ち位置/専門性を見極めることができる。
自分自身の研修にとどまらず、(同僚のサポート、雑誌やオンラインリソースへの貢献、会議の参加など) 教員研修の分野に貢献する自身の可能性を意識するようになっている。
自身と他の教員のために、トレーナーとしての専門能力開発の機会を求め、貢献することができる。
教員研修分野全体の発展状況を常に把握している。現代の発展分野のいくつかを専門とし、これらを自身の研修トレーニング実践に照らして批判的に評価することができる。
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教師としての価値観
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効果的な教育実践と効果的でない教育実践を見分ける明確な理論的根拠を有している。自身の経験に基づいた研修実践について基本的な理論的根拠を示すことができる。
信念を明確かつ適切に表現することができる。
自身の信念は、自身の教育実践や教師としての経験、受講者としての経験に基づくところが大きい。
価値観と実践がある程度一致している。
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研修と授業の両方において、効果のある実践と効果のない実践について明確な論理的な根拠を示すことができる。
自身の信念を明確かつ適切に表現することができる。他の教員の自分とは対照的な信念にも積極的に耳を傾けることができる。
自身の信念は、トレーニングの経験や他の教員の観察、教員研修分野についての読書などの影響によって形成されている。
価値観と実践がほとんど一致している。
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研修と授業の両方において、効果のある実践と効果のない実践についての明確な研究に裏付けられている。
研修のためのツールとして自身の信念を利用し、たとえそれを自分が共有していなくても、他の教員が自分の信念を育て、明確化するのを助けることができる。
自身の信念は、この分野での、様々な教育や研修の経験、観察された実践、読書や研究に基づいている。
価値観と実践がほぼ完全に一致している
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